大阪のライター オフィス「おふぃす・ともとも」代表ブログ

大阪在住のライター高野朋美(おふぃす・ともとも代表)です。最新の実績、仕事への思いなどもご紹介。

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ゴーストライターとして

わたしがゴーストライターの仕事を始めて、3~4年が経つと思います。
まだまだ、ゴーストライターとしては未熟だと思っています。

ゴーストライターは、著者の「筆代わり」となって、著者の気持ちを代弁するのが仕事です。
そのために、著者の「いたこ」になり切らなければならない、と思っています。

ときには、著者のつらい体験談を聞くこともあります。
でも、そこで感情移入しすぎると、かえって書くべきことを書けなくなってしまいます。
だから、取材のとき、わたしはとても冷徹です。

著者がつらかったときのことを思い出して、取材中に泣き出したことも、何度もあります。
だけど、ゴーストライターは、そこでいっしょに泣いたりはしません。
その悲しみがどの程度であったか、どんな気持ちだったか、冷静に、冷静に、聞き出していきます。
聞きづらいことを、あえて聞いていくのです。

だけど、まだどこかで、相手の気持ちに遠慮してしまうこともあります。
「もっと突っ込んで聞くべきだった」と反省することもしばしばです。
そんなときは、未熟さを実感します。

ゴーストライターは、永遠に陰の存在なので、
たとえその本が発売になっても、
自分の名前が本に載ることはありません。
そんな仕事のどこにやりがいがあるの?と首を傾げる人も、きっといるでしょうね(笑)

でもわたしは、ゴーストライターの仕事が好きです。
著者の人生をのぞき、心の内に立ち入る経験は、そうそうできるものではない。
そしてそれは、人間のすばらしさに出会う経験でもあります。

誰かの筆代わりになるたびに、人ってすごいな~と改めて思います。
だからやめられない。
ゴーストライターという仕事を、
わたしは誇りに思っています。

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