大阪のライター オフィス「おふぃす・ともとも」代表ブログ

大阪在住のライター高野朋美(おふぃす・ともとも代表)です。最新の実績、仕事への思いなどもご紹介。

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AIとライター

日経新聞を読んでいると、毎日のように誌面をにぎわせている言葉があることに気づきます。
「AI(人工知能)」です。

私は数年前、AIの登場をとても恐れていました。
AIによって、コンピュータで誰でも文章を作成できる時代が来ると思ったからです。
いま、それが現実になっています。

先日も、「AI、日本語の文脈理解」という記事が掲載されていました。
これを見たとき、「ついに時が来たか」と思いました。
文章を人の手ではなく、コンピュータに委ねることができる時代が来たのだと、私は理解しました。

数年前、私が「これからの時代、ライターは必要なくなる。文章はコンピュータが書く時代が来るから」と周囲に話したとき、「まさか」「ライターの仕事はなくならないよ」とさまざま人が異口同音に言いました。
でも、こうやって現実を見ると、まさかと思っていたことが起こっています。
技術の進歩は、私たちライターの仕事にも影響を及ぼしつつあります。

ところで、本当にライターは必要なくなるのでしょうか。
結論から言うと、私はそうは思っていません。
単純な文章を書けるライターは淘汰されるかもしれませんが、AIが書けないような文章を書けるライターなら、生き残っていけるし、存在価値もさらに上がると思っています。

例えば、インタビューの内容をそのまま書くのではなく、読み手に効果的に伝わるように書くことができたり、相手が言葉にできなかった思いを察知し、そこを膨らませて文章にすることができたり。
簡単なレポート形式の文章ならAIで十分作成できるでしょうが、「読み手に伝わりやすくするために、文章の構成や言葉をどう組み立てていくか」という細やかな技術は、そう簡単に真似できないと思っています。

これからの時代、ライターはどんなスキルを身につけている必要があるか。
AIの登場によって、それを考える機会ができたと思っています。
「単に文章が書けるライター」は、これからは必要とされないでしょう。
「効果的な情報伝達を叶えられるライター」に、おのずとニーズが集まるのではないでしょうか。

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