大阪のライター オフィス「おふぃす・ともとも」代表ブログ

大阪在住のライター高野朋美(おふぃす・ともとも代表)です。最新の実績、仕事への思いなどもご紹介。

贈る言葉

昨日、アルバイトに来てくれていた大学生が、就職のために当社を去りました。
プロのライターを目指すスタッフたちがほとんどの中、彼だけが学生。
社会人と学生との差を目の当たりにする思いでしたが、スタッフたちは人生の先輩として、いろいろなことを彼に教えてくれたような気がします。

彼が退職のあいさつをしたときも、スタッフたちはたくさんの温かい「贈る言葉」をくれました。
贈る言葉っていいですね。
一人ひとり内容は違いますが、その中には、本人の考え方、生き方、ものの感じ方、相手への伝え方など、その人の「人となり」が詰まっています。
自分の人となりを伝えられる言葉を持っている、当社のライタースタッフ達を、私は誇りに思っています。

さて、その贈る言葉の中に、こんな言葉がありました。
「怖いところにしか成長はない」
とても含蓄のある言葉だと思いました。
人間、誰しもつらいことはイヤです。痛いこともイヤ。しんどいことはもちろんイヤです。そして、そうした場に行くことを怖がります。
でも、「怖いところ」に自分を成長させてくれるものがある。
温かくて居心地の良い場所は、とても気持ちいいのですが、そこは成長の場ではなく、安らぎの場。
怖い場所に行くために、自分を休ませてねぎらう場だと思います。

学生の多くは、ラクな職場に就職しようとします。
自分のペースで仕事ができて、残業がなくて、休日がたくさんある職場。
心地良いところを求めるのは人間の本能でもあるので、それは当然だと思います。
でも、これだけは言えます。
怖い場所に行ったことのある人と、行ったことのない人では、思考力、気づき力、判断力、決断力、行動力に雲泥の差が出る。
仕事でたくさんの人にお会いしてきた、私の実感です。

人生はたった一度です。
一度しかないのだから、温かい場所だけではなく、怖い場所も知っておきたい。行ってみたい。そこに何があるのか、この身で体験しておきたい。
そんな人生のほうがずっと豊かだと、私は思っています。

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