大阪のライター オフィス「おふぃす・ともとも」代表ブログ

大阪在住のライター高野朋美(おふぃす・ともとも代表)です。最新の実績、仕事への思いなどもご紹介。

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仕事は楽しいかね?

最近、とても感銘を受けた本があります。
「仕事は楽しいかね?」(きこ書房)



大雪で空港に足止めされたビジネスマンが、ある老人と「仕事」について問答をする、というストーリーです。
ビジネスマンは、かつて起業に失敗し、自分の中にくすぶっているものを抱えながらサラリーマンとして過ごしていました。
そんな彼に、老人はこう聞くのです。
「仕事は楽しいかね?」

この本のすごいところは、読む人によって、ピンとくるキーワードが違うところだと思います。
「自分はこの仕事で一生を終わるのだろうか」と迷っている人と、「目の前の仕事に追われて疲れだけがたまる」という人とでは、「あ」と思うポイントが違うような気がします。

さて、わたしが「あ」と思ったポイント。
それは「試し続けること」でした。
老人はビジネスで大成功した経営者なのですが、迷いの多いサラリーマンに「君がやってこなかったのは、計画や戦略を立てることではなく、『試すこと』だよ」とアドバイスします。
計画通りにやったってうまくいかないことが多いし、第一、計画を達成するまで、世間はあなたを待ってはくれない、と言うのです。
それよりも、遊び感覚でいいから「試してみること」。
コイン投げで表裏を当てることができる人は、才能があるからではなく、何度もコイン投げを試した人。つまり「試し続けた人」だと。

多くの人は、1回や2回の失敗でへこみます。そして「どうせやったってダメなんだ」とあきらめそうになります。
私もそうです。
失敗すればへこむし、落ち込むし、ああ、これはダメなんだと結論を出しそうになります。
でも、「試すこと」というキーワードを目にして、もう一度自分に問い直してみました。
「私は、本当に試し続けているのかな」と。
試し続けていないのに、結論を出していることが多いのではないかな、と。

「試そう」と思いました。
試してみて、うまくいかないのがむしろ当たり前。
仕事なんて失敗の連続だ。成功する方がむしろまれだと、その本には書いてありました。
「試す=うまくいかないのが当たり前」。
この図式が見えたとき、なんだか心が軽くなりました。

それにしても「試す」という言葉、経営の神様である松下幸之助さんが言った「成功の秘けつは、成功するまでやり続けること」と同じだと思いました。
人は成功するまでやり続けないから失敗に終わる。
成功するまでやったら、誰でも成功するよ、と松下さんは言っています。

すごくシンプルですよね。
でも、このシンプルなことがなかなか分からないのが、人間なのだと思います。
頭で分かっていても、腑に落ちていない。
だから何度も迷うし、実践しない。
人って本当に、不器用な生き物だなと思います。

でも、不器用ながら、恐る恐るでも、とにかく試すことを実践した人は、変わっていけます。
そして生き残っていけます。
ダーウィンが「最も強いものが生き残るのではなく、変化できるものが生き残る」と言いましたが、まさにその通りです。

私もまだまだ十分に試しているとはいえない。
ときどき試すことを忘れることもある。
でも、試す人生のほうが、試さない人生よりもずっと面白いことは知っています。
試行錯誤を楽しむ。
これが「仕事を楽しむこと」なのだと、いまは思っています。

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