大阪のライター オフィス「おふぃす・ともとも」代表ブログ

大阪在住のライター高野朋美(おふぃす・ともとも代表)です。最新の実績、仕事への思いなどもご紹介。

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「八尾バル」に関わるということ

6年前から、地元である大阪府八尾市の地域イベント「八尾バル」に関わっています。
関わっているというより、このイベントの立ち上げメンバーであり、主要な運営メンバーの一人です。
私がまだフリーライターだったころ、サラリーマン、NPO関係者、学生たちといった「八尾を盛り上げたい!」という有志の仲間たちといっしょにスタートさせたのが八尾バルです。

八尾バルは、この7月で13回目を迎えます。
年2回開催していますが、初回からずっと、いろいろな大学の学生たちが八尾バルの運営を支えてくれました。
学生たちがいなかったら、八尾バルはここまで続いてこなかったと思います。

でも、私はここ2〜3年、「もう八尾バルを卒業しよう」と思っていました。
起業して会社を立ち上げて以来、ずっと本業に重きを置きたかったからです。
八尾バルは市民による完全ボランティアのイベントなので、私自身もボランティアとして関わっていましたが、本業が忙しくなるにつれ、とても時間を割いていられなくなりました。

しかし、3月に12回目の八尾バルが終了し、実働してくれていた大学生スタッフの多くが新社会人となって巣立つことになり、いよいよ八尾バルは「スタッフ不足」が深刻になりました。
だからといって、私がこれ以上、八尾バルに時間を割くのは無理。
そこで、立ち上げメンバーの一人である八尾バル実行委員長と話し合い、「次回の13回八尾バルが終わった時点で、私たちのあとをついでくれる人がいなければ、八尾バルの幕を下ろそう」と決めました。

ところが。
前回のブログで紹介した本「仕事は楽しいかね?」を読んで、私の中で何かが大きく変わりました。
私はまだ、八尾バルに20%の力も注いでいない、八尾バル存続のために、何も試してはいないと思ったからです。

八尾バルを続ける道として、私が提示できること。
それは、おふぃす・ともともの事業の一部に組み込むことでした。
ただ、おふぃす・ともともはイベント会社ではなく、ライターズ・オフィスです。
イベントを生業とするのは、ちょっと方向性が違う。
では、ライターズ・オフィスとしてどう関わるか。

答えはわりとすぐに出ました。
一つ目は、バルの数だけ積み上がってきた八尾のご当地メニュー「八尾バルメニュー」を編纂し、出版すること。
二つ目は、八尾バルが発行するフライヤーやマップなどの媒体を通じて、八尾バルを運営してくれる学生と当社スタッフ=外部パートナーライターの「文章力のスキルアップ」を果たすことです。
この二つを事業とするなら、八尾バルに関わることができる。しかも仕事として。
そう思いました。

さて、そこで生じたのが「八尾バルを運営してくれる学生をどうするか」という問題です。
これまでの学生たちは、誰に言われるでもなく「なんか面白そう」という理由で八尾バルに参画してくれた有志たちです。
サークルやゼミ単位で組織的に関わっていたわけではないので、彼ら、彼女たちが卒業して実行委員をやめてしまうと、とたんにスタッフ不足に陥ってしまう。
この問題を、なんとかクリアしたいと思っていました。

そこで着目させていただいたのが、八尾市にある「大阪経済法科大学」の存在です。
これまでにも、この大学の学生たちが、何人も八尾バル実行委員として関わってくれました。他大学の学生たちといっしょに、八尾バルを動かすために、本当によくやってくれました。
「八尾バル存続に向け、まず話を持っていくべきはこの大学だ。もしゼミ単位で、八尾バル運営を一つの『フィールドワーク』にしてもらえれば、八尾バルはこれからもずっと続いていく」。そう考えたのです。

つてを頼り、この話に興味を示してくれそうな先生の名前を教えてもらい、大学に電話しました。そして「一度お会いして、八尾バルに関する私の話を聞いてほしい」とお願いしました。

その話に応じてくださったのが、経済学部経営学科の山路崇正先生です。
どこの誰とも分からない、吹けば飛ぶような小さな会社の私と会ってくださり、丁寧に話を聞いてくださいました。
山路ゼミのホームページに「イベント企画の実践から経営学を学ぶ」という文字を見つけた瞬間、「あ、この先生だ」と思いましたが、その直感ははずれていなかったと確信しました。

八尾バルが大学とコラボできるかどうかは、まだ分かりません。
超えなければならない壁はたくさんあるし、実現には労力がかかります。
でも「面白そうです!八尾バル、ぜひ盛り上げましょう!」と山路先生に言っていただいたとき、本当にうれしかった。
いっしょに新しいことにチャレンジできる喜びでいっぱいになりました。

おふぃす・ともともの仕事だけで手一杯の私に、どこまでのことができるか、そんなに自信があるわけではありません。
何より、とても大切に思っている当社のスタッフたちに、迷惑をかけてしまうかもしれないという怖さもあります。
でも、やるか、やらないか迷ったら、やる。
バカなのかもしれませんが、そういう生き方が私の生き方だし、後悔しない生き方だとも思っています。

みなさん、そんな八尾バルを、ぜひ応援していただけませんか。
そして、八尾バルの運営に興味のある方。
社会人、学生を問いません。
ぜひ、下記「八尾バルFacebookページ」から、お声がけください。
https://www.facebook.com/yaobar80/
いっしょに、閉幕の危機を迎えている地域イベントを、復活させましょう。

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